働きながら芸術活動/アート活動を
されている方、したい方こんなお悩みありませんか?
・子供の頃から絵を描くの好きで芸術大学に進学したけれど、芸術とは関わりのない仕事をしている。
・ずっと、芸術が好きで芸術大学に入学し、専門的に学んだのに今では、芸術からは離れてしまっている。
・芸術大学を卒業したら、デザイナー、アニメーター、イラストレーターで働いているんだろうなと考えていた。
芸術大学卒業=芸術のお仕事に就職ではない
芸術大学を卒業したからといって芸術に関わる仕事に就かないといけない義務のようなものはありませんし、必ずしも芸術に関わる仕事に就けるわけではないです。芸術大学を卒業し芸術に関わらない仕事に就職し、社会人を数年経験した上で副業として働きながら芸術活動/アート活動を始める。もしくは、芸術活動/アート活動を始めたいと思っている。いずれは、働きながら芸術活動/アート活動ではなく、専業アーティストもしくは芸術に関わる仕事をしたいと思う方も多いのではないでしょうか?では、なぜ芸術と関係のない仕事を今しているのか?または、働きながら芸術活動/アート活動をしているのか?その理由として下記のようなことが挙げられませんか?
・高い授業料を払ってくれた親に対する罪悪感がある。
・そもそも、就職氷河期だったために自分がやりたい仕事を選んでいる余裕なんて無かった。
・絵や芸術が上手いと思って芸術大学に入ったが、自分より上手い奴ばっかりで、井の中の蛙大海を知らずだった。
・一度は芸術やアートに関する仕事に就いたが、新卒での給料の低さ、長時間労働の過酷さを知り諦めた。
・勉強が嫌で就職をしたくないが大学で勉強をしたく無かったから絵を描いて入れてば良い芸術大学を選んだだけだった。
芸術に関わりたいけどあきらめた理由として、いずれかに当てはまるのではないのでしょうか。でも、やっぱり芸術に関わっていきたいと思ったのであれば、この記事「芸術に関わる仕事をしなくても良いのですか?」を最後まで読んで、すぐに動き出すべきだと感じます。
しかし、ただ動き出すというわけではなく、動き出すには覚悟が必要です。今までもそうですがこれからもずっと毎年毎年若手が現れ続けます。若手の特徴としては、「元気があり活発的でアクティブな人」、「低賃金・長時間労働のブラックでも、そういうものだと割り切っている」という若手が多く、そういった若手とライバルになり続けるという事になります。毎年生まれて消えていく若手と対峙し、戦う覚悟が必要ということです。芸術大学を卒業したにも関わらず、芸術に関わる仕事をしなかったことを悲観する必要はまったくありません。
芸術大学後の進路、芸術に関わる仕事に就職は「43%」
芸術大学後の進路、芸術に関わる仕事に就職した割合「43%」という数字はあいまいな数字でもあります。Webでのみ調べた上、おおよそのデータです。大阪芸術大学のデータを元に算出しております。大阪芸術大学のデータを使用した理由としては、webにて「芸術大学 進路」と検索したところ大阪芸術大学の「就職データ」がTOPに表示されていたためと、日本における総合芸術大学としては最大規模の大学であるための2点からです。
大阪芸術大学の「就職データ」参考数値
大阪芸術大学の卒業者数:1,646名
在籍者数:6,584名(2015年5月1日)
2020年3月卒業生の就職率:91.6%
2020年4月新社会人数:1,507人
職種別
専門職 | 34% |
事 務 | 19% |
販 売 |
16% |
サービス | 16% |
建築・土木・測量 | 5% |
教員 | 4% |
その他 | 17% |
専門職、建築・土木・測量、教員が芸術に関わる仕事だろうと推測されます。1,507人の43%であるため648人となります。芸術に関わる仕事をしたいから芸術大学に行くわけではないし、在学中に芸術以外にやりたいことを見つける可能性もあると思います。芸術大学の卒業生の半数以上が芸術に関わらない仕事についているということです。経営学部卒業生が経営者になっていないし、教師になんて絶対にならないけれど、合格できるからと教育大学に進学する人もたくさんいます。・大学で勉強したことを仕事にしないといけないわけではない。むしろ、芸術に関わる仕事は人気があり、芸術大学以外の学生が志望することが多い。・後ろめたい気持ちを払拭するために、芸術をやるのは芸術に対する冒涜である。・芸術を仕事をする副業が人気があり、誰でもいつからでも始めやすくなっている。もし、芸術大学を出たからと義務感だけで「やらないと!」と思っている場合はぜひやらない選択をオススメします。また、副業として働きながら芸術活動/アート活動を始める方がたくさんいます。
芸術大学で勉強したかったけれど親からOKが出なかった、社会人になってから芸術に興味を持ったなど、小・中学生よりも芸術の知識がない「ド素人」もいます。決して「ど素人」とバカにしているのではありません。大学で芸術を勉強したことにより芸術の基礎ができており、ルールを認知しております。しかし「ど素人」は基礎もなく、ルールも知りません。
いきなり「これが可愛いと思う」と超変化球を投げてきたりします。その超変化球が基礎やルール無視をしており有り得ないと思っていたら、多くの人に受け入れられるということはたくさんあります。基礎を叩き込み、ルールを熟知知ることで戦いにくくなっているかもしれません。基礎とルールは武器となりますので、同じように戦うのではなく長所を生かしつつ勝てる方法を見つけていきましょう。
ちなみに私は高校時代に美術の先生から「広告代理店」という職業を紹介してもらいなんて、カッコいいのだろうと思い芸術大学に進学。しかし、「絵が描けない」と「志望する大学は建築学科が圧倒的にレベル高い」とい理由で建築学科に進学しました。さらに、アルバイト先で社員さんから就活始めようとした時に「何の仕事がしたいの?」と聞かれ「広告代理店で働きたいのです。」と答えたら「芸術大学行く必要ないやん(笑)」と言われ、実際に広告代理店で働くのに芸術大学に進学する必要がなかったし、上司は大阪芸術大学だけど文芸学科だったとうネタを持っていました。(文芸学科の皆様ネタにしてすみません。)
【働きながら芸術活動/アート活動】芸術に関わる仕事をしなくても良いのですか?まとめ
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