書籍書評

さよならという希望

2020年2月28日

読了

エンジェルフライト 国際霊柩送還士

佐々 涼子

ISBN978-4-08-745252-5

集英社文庫

定価本体560円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/4087452522/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_fcrwEb9KDZGVB

佐々涼子氏は

紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場 (ハヤカワ文庫NF)
https://www.amazon.co.jp/dp/B08594P1LQ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_6.qwEbTYZQJX

を読んでいてとにかく熱い人とイメージでした。

書店で面陳してあった

エンド・オブ・ライフ
https://www.amazon.co.jp/dp/4797673818ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5drwEbV7GH0CT

が目に入り購入。

読み進めていたが

「エンジェルフライト」が気になり、購入して先に読みました。

エンド・オブ・ライフ」を読み終えて無いですが、佐々氏自身の出来事も

出てくるので先に読んで良かったと思います。

マイブームなのか、「死」をテーマにした書籍を読んでいます。

本を読む時はいつも気になったページに付箋を貼り

ブログや書く時に見直して引用しています。

使用した付箋は6枚。

しかし、ページを開いてもどの文章を引用しようとしたのかわからない。

決して簡単な仕事では無いこと。

死に対して短に感じれたこと。

仕事に対する熱量にただただ驚き、自分の働き方に付いて恥じたこと。

は覚えています。

しかし、このページのここが良いと思ったけれど、

切り抜きよりも全部読んで感じて欲しい。

最後にシリアで亡くなった

ジャーナリスト 山本美香さんを取り上げている。

ニュースを見ていいたのでうろ覚えですが覚えています。

初めは色んなニュースのひとつでしかなったですが、

ジャーナリストによって現状を知られることで世間から批判されることを嫌う

だから、山本さんは殺されたと報道されてから見かたが変わりました。

ニュースで紹介される際に写し出される写真には

ジャーナリストと思われる方々が約10人

山本さんはカメラを片手に持ち、どこかを見つめている。

報道される事を嫌う人たちにとって

カメラは銃よりも向けられる事が嫌な物でしかないのではないか。

消したい対象でしか無い。

身内の死を体験してきましたが

実感はあまりなく、もしかしたら明日死ぬかもなんて考えたことはありません。

ひとりの人間としていつか死ぬが

死ぬ前に

生きるって素晴らしいと思えて

いるかわかりませんが送ってくれる人たちが

笑ってくれるような人生を歩みたいと思わせてくます。

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サラリーマンはアート制作が可能なのか? 結論は可能。 悩んでいる暇は無い。 カラダとアタマとココロを動かせ! 不可能を可能にしろ! キネティック・アートを制作しているespecials(エスペシャルズ)です。 キネティック・アート(kinetic art)とは、動く美術作品または動くように見える美術作品のこと。 ただし、映画やアニメーションなどは、通常はキネティック・アートとはされない。カイネティック・アートと呼ばれることもある。 Wikipediaより 素材には、スチレンボード、PDF、プラレールを使用しています。 サイズは、今のシリーズは制作中の作品が4作品目となりますが大きくなっています。

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